音楽を聴くのはほぼ外出した際の移動中、電車やバスの中だ。

しかも専用音楽プレーヤーを使ったのはiPod touchを使っていたときくらいで、

ほとんどガラケー、スマホで聴くというスタイル。この音楽スタイルで使う音響設備機器と言えばヘッドホンかイヤホンで、多くの製品を使い倒してきた。その結果、どんな製品を選ぶべきか、ほぼ固まってきたように思う。

まず「ヘッドホンよりイヤホン」だ。もちろん装着感、音質を考えるとヘッドホンのほうが良いケースはある。だがコードが引っかかったときにヘッドホンが勢いよく吹っ飛んで周りにぶつかる、混雑時にカバンに仕舞ったら押されてヘッドホンが折れる、混雑中の音漏れが目立つ、髪や耳に汗が……など、ヘッドホンはデメリットが大きいのだ。やはり移動中は携帯性を最重要視してコンパクトにまとまるイヤホンにすべきだ。

次に「ケーブルは長め」だ。服装によってどこにスマホ本体を入れるか大きく変わる。1.2mくらいほしい。60cmという長さも多いが、必然的に胸ポケットや上着のポケットに入れることになる。意外とこれが邪魔だったり、落としてしまったりするので、迷ったら長め。長ければコードをまとめるクリップでも使えばいい。

さらに「ヘッドセットは不要」だ。これは異論もあると思うが、音楽を聴くのが最優先なら避けるべき。ヘッドセットのせいでリモコンがあり全体が重く、そのせいで外れやすく、周りに引っかかりやすい。トラブルばかり増える。通話が多いのなら仕方が無いが、通話がさほど無いなら「ヘッドセット無し」でよい。

正直な話、外出先では音質を望むのは優先度として低い。たとえば私が使っているソニーのMDR-NC750はノイズキャンセルだが、小さい音量では周囲の音は聞こえてくるし、逆に周りの音が聞こえないほどの大音量にすると、むしろ車内放送や周りの人の声もまったく聞こえなくなり、停車駅を乗り過ごすなどの問題が大きくなる。

とはいえだから100円ショップのイヤホンでいい、とはならない。結局その手の商品はコードが柔らかすぎてよく絡む、断線しやすいといった音以外の部分でトラブルが増える。むしろオーディオメーカーのイヤホンであれば安くてもコードがしっかりしているので、移動中に酷使していても、そうそう壊れない。安いとヘッドセットの機能も無いし、イヤホンにコードがついているだけ、そんなシンプルなイヤホンを選んでおくと結局長く使えるのだ。